テーブルの修理とイスの張替え
- 2019.07.26
今回は、このブログをご覧いただき、修理に踏み切ってくださったお客様のテーブルとイスをご紹介します。
修理前は、天板の塗膜もなくなってしまい、色あせてしまっていたテーブル。
無垢の木を接ぎ合わせたテーブルですが、接ぎ方が特徴的なテーブル!
買い替えるのはもったいないです。
イスは、座面がカバーリング仕様になっているのですが、汚れてしまったため、カバーを外したまま使っていたそう。
日常使っていると、汚れてしまうのはどうしても仕方のないことです。
カバーを元に、新しくカバーを作ることもできますが、今回はカバーリング仕様ではなく、張り込みで革での張替えをご希望でした。
お預りしてから3週間ほどで、納品に。(少し納品が遅くなってしまいました。)
完了品がこちら!
着色したわけではありません!
修理の加工を施すことによって、もともとの木の色味がきれいにでてくれました!
赤みのある木色がとても綺麗です!
深いキズもなかったので、綺麗になって、満足していただけたと思います!
少し見づらいですが、イスの座面もきれいに張替えできました!
合皮だと、汚してしまってもさっと拭き取れるので、日常のお手入れもお手軽です。
修理前とは家具の雰囲気も、お部屋の印象も変わったかなと思います。
10年以上使ったテーブルは、修理し甲斐もありますので、木になる方はぜひ、お気軽にご相談ください!
古くなってしまった背もたれの籐をリメイク
- 2019.06.30
- 今回は背もたれに籐が張ってあるタイプのダイニングチェアの修理です。。
このように、背もたれに籐が張ってあるタイプのダイニングチェア。
長いことイスを放置してしまっていたそうなのですが、せっかくの良いイスなので使えるようにしたいとのことで、ご依頼いただきました。
座面の布は経年劣化で破れてしまってはいますが、フレーム自体はまだまだがっちりとしていて、グラグラ緩くなっている部分もなく、まだまだ使っていけるイスです。
籐はこのような状態。
ところどころささくれだっていたり、穴が空いていたりという状態でした。
座面の張替えはもちろん、籐の張替えもお応えできるのですが、今回は籐ではなく、別の方法での張替えになりました。
それがこちら。
2脚修理でお預りし、それぞれファブリックの色を変えたいとのことで、この2色に!
それぞれきれいな色で、とても明るい印象になりました。
座面は通常通りに張替え、背もたれの籐の部分は、籐を全て取り除き、その空いた部分に合わせて木の板を形成。
その木にクッションを巻いて、ファブリックを張って、背もたれに籐の代わりにはめ込みました。
がらっと印象も変わりましたし、とても喜んでいただけたので、こちらとしてもうれしい限り!
籐の背もたれはこういった方法での修理もできますので、ぜひ、ご相談ください!
ソファの塗装もできます
- 2019.05.10
- 家具修理屋では、ソファの張り替え以外にも、ソファの塗装もできます。
例えば、このような状態のソファ。
本革のソファは、丈夫で使い込むごとに味わいを増すのが特徴ですが、
このように革が伸びてしまって、線のように塗装が剥がれてしまうこともあります。
人が座ると、革の表面が伸びることで、このようなことが起きるのですが、
普段、オイルなどを塗ってのおていれも、なかなか大変。
このように、塗装が剥がれて白くなってしまっては、オイルを塗り込んでも、跡は隠しきれません。
そこで、表面に色を塗って、きれいな状態に修理するのが、革のリペアです。
上記の写真をリペアしたのがこちら。
色を吹き付けて塗装することで、表面がきれいに仕上がります。
そういった場合のご相談も、お見積もりもお出しできますので、お気軽にご相談ください。